こんにちは、あやけろ(@ayakerocom)です。
今回は、テレビ・スマホ・ゲーム機(我が家ではSwitch)と子どもの関わり方について、我が家のルールをご紹介します。
子どもがダラダラとテレビを見たり、スマホを手放さなかったり、なかなかゲームをやめないと困っているお母様へ向けての記事となっています。
今回登場するうちの子どもは5歳です。
特徴としては、
- 好きなテレビは「スポンジ・ボブ」と「クレヨンしんちゃん」
- 好きなYouTubeチャンネルは「Fate Games」「アナケナ」
- 好きなゲームは「スーパーマリオメーカー2」
- 好きなお菓子は「ハイチュウ」
こんな感じの男子です。
以前はテレビ・スマホにハマってしまい困った時期もありましたが、現在はルールを決めて時間や条件を守るように教えています。
正直、ルールを守れるようになるまでには時間がかかりました。 我が家のルールは下記の通りです。
- テレビは見たい番組だけ見て、終わったら消す
- スマホは外出時のみの使用
- ゲームは1時間まで(条件をクリアできたら)
なお、子どもとメディアの関わり方には各家庭それぞれの考えがあると思いますので、今回の記事はあくまで我が家の場合においての考え方に基づいたルールであることをご了承ください。
ちなみに日本小児科医会では「子どもとメディアの総接触時間を2時間以内」と提言しています。
~総接触時間「2時間以内(目安)」について~
一日は24時間です。子どもの生活時間の中で、睡眠時間、食事の時間、園や学校で過ごす時間、友達とおしゃべりや遊ぶ時間などをひくと2時間が限度であろうというのが提言の根拠になっています。
その後も学力との関係で、平日1時間以内と4時間以上ではどの教科もきちんとメディア接触時間をコントロールしている子どもの方が有意に得点が高いという結果も出されています。
子どもの年齢がいくつなのか、どのような生活をしているのか、そのときの社会状況(オリンピックの中継やサッカーの世界大会など行われていれば2時間以内は守れないかも知れませんがそれはそれでいいのです)基本的に「2時間以内」を「目安」として生活の中に取り入れて欲しいと思います。
引用:子どもとメディア委員会
2時間って長いようで短いです。
集中しているとあっという間に過ぎますね。
子どもとメディアとの関わりにおいて大事なのは「ルールを決めて守ること」だと思います。
そして「ルールを守れた子どもを褒めること」も大切だと思います。
最初に

子育てしていると、どうしてもテレビやスマホの力を借りたくなる時があります。
夕飯を作っている時や、外出中に子どもがぐずって静かにしないといけない時など、テレビやスマホを見せると大人しくしてくれるからついつい見せてしまう。
とても便利でありがたいんだけど、私は少し罪悪感もありました。
「スマホに子守をさせている母親」など、たまにニュースで取り上げられているのを見ていると、なんか悪いことをしているような気もしていました。
しかし忙しい毎日を送っていると罪悪感もだんだん薄れていき、結果的に子どもはテレビ大好き、スマホ大好きになりました。
そんな時、子どもがスマホを触っていたのでふと画面を見ると、「えー、3歳にはちょっとまだ早いだろー」というようなものを見ているのに気がつきました。(ちょっと残酷な内容のゲーム実況です)
それを見て笑っている我が子にも、単純に人として危機感を覚えました。
なので、ルールを決めたり、テレビやスマホ、ゲーム機の管理を始めました。
子どもとメディアの関わり

参考資料として、ベネッセ教育総合研究所が行った「第2回 乳幼児の親子のメディア活用調査」より以下のグラフを抜粋しました。
(この調査は2013年と2017年の2回にわたって行われたもので、1回目と2回目を比較することによって子どもとメディアの関わり方、媒体や時間の増減を調査し、保護者の意識または保護者自身のメディアとの接し方をまとめたものです。調査対象年齢は0歳6か月~6歳までの就学前の乳幼児です。)
まず”家庭でのメディア所有率(どんな媒体を持っているか)”を見てみます↓

1回目調査と比較して、2回目調査ではテレビ・パソコンが減少していますが、スマートフォンの所有率が30%近く増えています。
次は”子どもの1週間のメディア活用状況”のグラフを見てみます。
まずはテレビ視聴頻度です。「1週間のうちどれくらいテレビを見ているか」を示しています↓

1回目と比べて2回目の方が”ほとんど毎日”見ている子どもが減少しています。
テレビを毎日見ている子どもが少なくなってきているということです。
しかし次のタブレット端末・スマートフォンの視聴頻度のグラフをご覧ください↓

タブレット・スマホの普及により、1週間のうち少なくとも1日以上はタブレット・スマホに触れているという子どもが増加しています。

次はゲーム機です↓
ゲーム機は、子どもの年齢があがるほど接触頻度が増加する傾向があるようですが、全体としては減少傾向にあります。
次の項目からは、我が家のメディアとの関わりをまとめてみました。
0~2歳、テレビにハマる

子どもが生まれた時から、テレビがついているのが当たり前の生活だったので、自然と子どもの視界にもテレビが入っていました。
ずっとテレビを見ているわけではないですが、無音だと寂しいからとりあえずテレビつけてよう、といった感じで寝る時以外はずっとつけっぱなしでした。
離乳食を始めた生後6か月頃からだんだんと、”食べながらテレビを見る”ことが増えていき、つかまり立ちをするころにはNHKのEテレに目覚め、歩き出す頃にはテレビを見ながら一緒に踊っていました。
ちょうどお気に入りの番組が平日朝と夕方に放送されていたので、子どもにテレビを見せつつ家事をこなす毎日でした。
外出時に、初めてスマホでYouTubeを見せたのは、まだ1歳になる前くらいでした。
出先では、人見知りと場所見知りでよく泣いていたので、抱っこしてあやしつつ「ほら、いいのがあるよー」と言って機嫌を取る感じでスマホを見せていました。
あとは長時間電車に乗ったり、病院の待合室なども同様です。
2~3歳、スマホにハマる

成長してくると、だんだんとスマホの操作を覚えていき、タッチパネルを使いこなすようになりました。
この頃は、テレビの画面もタッチパネルだと思っていたようで、チャンネルを変えたいときはテレビの画面をスライドさせるような動作をしていましたので、テレビのリモコンの操作を教えると、それもすぐに習得して使いこなすようになりました。
ちょうど育児に家事にと疲れきっていた私は、子どもが使いこなせるのをいいことに、テレビやスマホの視聴時間が長すぎることをあまり深くは考えていませんでした。
そんな時でした。
冒頭にも書きましたが、子どもがなんだか見てはいけないようなものをスマホで見て、そして笑っているのに気がつきました。
さすがに「これはまずいんじゃないか」と危機感を覚えました。
子どもが何に反応して笑っていたのか、今となってはわかりませんが、とりあえずまずは視聴時間を短くしようと決めました。
4歳~、ルールを決める

今まで散々テレビやスマホに触れてきた子どもが、いきなり時間を減らせと言われても納得するはずがありませんでした。
だだをこね、泣き叫び、食事をひっくり返したりと、まぁ色々ありまして時間はかかりましたが、だんだんとメディアに関わる時間は減っていきました。
この頃の我が家は、基本的にテレビをつけない生活をしていました。
だらだら見るよりも、見たい番組を決めて見る、終わったらテレビを消す、といったルールを設けました。
どうしても見たい番組がある場合は予約録画をして、土日の午前中に見ることも約束しました。
スマホは外出時のみの使用としました。
ちなみに子どもが使っているスマホは父親のおさがりで、SIMカードは入っていませんのでWi-Fiしか使えません。
外出時にWi-Fiがない環境のときは、親がテザリングしています(ただし動画は禁止)。
全く通信できないときは地図アプリを見たり、通信しなくても遊べるアプリをしています。
また4歳からピアノを習い始め、4歳半頃からひらがなと数字のドリルを始めました。
ピアノは自宅にあったものをよく触っていたので、レッスンに連れていきました。
ドリルは「お友達にお手紙を書きたい」と言い出したので「手紙を書くなら文字を練習しないとね」といって書店にて購入しました。
5歳~、ルールを守る

5歳になった現在は下記のルールを設けています。
まずは、
- 毎日ピアノの練習を5~10分する
- 毎日ドリル3種類を1ページずつ解く
以上のことをクリアできたらSwitchを1時間できる、という決まりにしています。
Switchは5歳の誕生日のプレゼントでもらったもので、今はテレビよりもスマホよりも、Switchに一番ハマっています。
マリオメーカー2で一生懸命コースを作っています。
Switchに関しては、「みまもりSwitch」というアプリを使っています。

アプリの設定は、
- 制限レベル:幼児
- 1日にあそぶ時間:1時間
にしています。
時間を超えると遊んでいるソフトを中断することもできますが、今のところは時間がきたら自主的にやめていますので設定はしていません。
自主的にやめた時は「自分でやめれたね、すごいじゃん」と一言いうようにしています。(あまり激しく褒めるとひねくれるので、控えめにそれとなく褒めています。)
最後に

ルールを決めたといっても、毎日完璧に守っているわけではありません。
ピアノは好きなようでよく練習しますが、ドリルは全く手をつけない日もあります。
「ドリルはやりたくないけど、Switchはしたい」と言ってくるので、そこは厳しく「ダメ」と言っています。
たまに「Switchしたい!させて!ドリルはいやだ!」と泣き出す日もあります。
私も人間ですので怒る日もありますが、なるべく諭すような言い方でなだめるようにしています。
そして「一緒にドリルやってみようよ!」と言っています。
ですが正直、やる気がない子どもの勉強をみるのは疲れます。
でも子どもはテンションをあげてやるとやる気になったりしますので、つとめて明るく前向きに、テンション爆上げで子どもと一緒に取り組んでいます。
ドリルが終わったら「やったじゃん、すごいすごい」とこれまた控えめに褒めています。
怒るより褒めた方が伸びている気がします。
少しでも参考になると嬉しいです。
こんにちは、あやけろ(@ayakerocom)です。