中古のアップライトピアノに消音ユニットをつけてみた感想【ヤマハ】

中古のアップライトピアノに消音ユニットをつけてみた感想【ヤマハ】

こんにちは、あやけろ(@ayakerocom)です。

今回は、中古のアップライトピアノにヤマハの消音ユニットを取り付けたので、弾いてみた感想や取り付けまでの工程などをまとめました。

取り付けたピアノは、32年前に購入して長年放置していたピアノです。

取り付けた消音ユニットは、 サイレントピアノ後付けユニットRSC2シリーズ という商品です。

実際にユニットを取り付けたピアノ内部の写真と、サイレントピアノを弾いてみた感想、かかった費用などもご紹介しています。

目次

SILENT Piano™ (サイレントピアノ)とは

ヤマハでアップライトピアノを購入する時は、選択肢が大きく2つあります。

  • 最初からサイレント機能がついているピアノ(サイレントピアノ)
  • 何もついてない普通のピアノ

私が取り付けたのは「何もついてない普通のピアノ」用の消音ユニットです。

サイレントピアノついては、公式サイトのヤマハ「SILENT Piano™ (サイレントピアノ)」をご覧ください。

サイレントピアノ後付けユニットRSC2シリーズについて

取り付けた消音ユニットの正式名称は「 サイレントピアノ後付けユニットRSC2シリーズ 」です。

商品の詳細は、サイレントピアノ後付けユニットRSC2シリーズをご覧ください。

商品の動画もありますので参考にしてください。

こちらの「サイレントピアノ後付けユニットRSC2シリーズ」は2019年10月に発売された商品です。(わりと新商品)

後付けユニットを購入する前の注意点

この商品を購入する前の注意点として、

  • ヤマハのアップライトピアノであること
  • 取り付け可能な品番に該当していること

この2点は事前に確認しましょう。

取り付け可能なピアノの品番は、取付可能品番リストでチェックできます。

商品ページには「昭和40年以降に製造された大半のヤマハアップライトピアノに取り付けることができる」と書いてありますが、念のため品番リストで確認した方がいいかもです。

ちなみに私が取り付けたのは、32年前の昭和62年に購入したピアノです。

ヤマハのアップライトの品番は、上の蓋を開けて右側に書いてあります↓

ピアノ型番

うちのピアノの型番は”U30BiC”です。

サイレントピアノ導入に至るまで

なぜ我が家がサイレントピアノにしたのかというと、主な理由は下記です。

  • 家が木造戸建
  • 自宅周辺が住宅密集地
  • 騒音に配慮したかった

最近は騒音問題による近隣同士のトラブルも少なくないですので、音に配慮したかったのが大きな理由です。

ご存じの方も多くいらっしゃると思いますが、生ピアノの音って結構大きいし響くんですよね。

なので、本当は実家に置いてあったアップライトピアノを自宅まで運びたかったのですが、ご近所さんの迷惑になるだろうと思ったので諦めて、以前購入した電子ピアノを置いていました。

もう一つの理由として現在子どもがピアノを習っているのですが、”電子ピアノでの練習に限界を感じたから”ということもあります。

限界を感じた点は、音の強弱です。

子どもはまだピアノ歴1年ですが、レッスンが進むにつれてだんだんと楽譜に、メゾフォルテ、メゾピアノ、クレッシェンド等の強弱記号が出てきました。

自宅の電子ピアノで強弱も練習して、いざレッスンでグランドピアノを弾くと、音が出なくなることが増えました。

特に弱く弾くところが、鍵盤は押せても音が出ないといった状況でした。

先生に「弱くてもちゃんと音は聞こえるように出してね」と何度も言われる子ども。

「そうだよなぁ、電子ピアノと生ピアノじゃ全然タッチ違うもんな」と、一応ピアノ経験者の私は頭を抱えました。

しかし自宅の環境を考えると、生ピアノは置けそうもない・・・。

そのことをピアノの先生に相談したところ「後付けユニットというのがありますよ」と教えてもらいました。

ユニット取付前のメンテナンス

毎年調律をしていてピアノの状態も良好であれば、そのまま後付けユニットは取付可能です。

しかし我が家のピアノは最後に調律したのが24年前という長年放置されたピアノでしたので、後付けユニット取付前にメンテナンスをしました。

メンテナンスの内容としては、

  • ピアノ内部のクリーニング
  • 部品の交換

などです。

我が家のピアノは、長年放置されていた割には比較的良好な状態でしたので、内部のフェルトの虫食い程度で済みましたが、状態によっては内部清掃やピアノの弦の交換が必要な場合があります。

ちなみにここが虫食いの被害にあっていました↓

ピアノ鍵盤下

拡大するとこのような状態です↓

ピアノ虫食い部分

交換すべき箇所は新しいものに交換し、まだ使えそうなものはそのままにしてもらいました。

最後に掃除機でホコリを吸って、鍵盤下に防虫剤を入れて完了です。

調律師さん曰く、長年使っていなかったピアノのメンテナンス内容は、ピアノの保存状態によって様々だそうです。

そしてメンテナンス内容によって、金額も大きく変わってくるとのこと。

ご家庭内でのピアノの故障の多くは、湿度が影響したものです。過湿・過乾燥、そして急激な温度変化による結露にご注意ください。温度は15~25℃、湿度は冬季:35~65%、夏季:40~70%を目安に、冷暖房装置および除湿機・加湿器などにより、調整ください。湿気が多すぎたり、逆に乾燥しすぎはピアノの大敵です。

引用:ヤマハ よくあるお問い合わせ

ピアノは湿気が多い部屋に置いておくと内部にカビが生えたり、ピアノの弦が錆びていて使えない状態になることもあるので、温度と湿度には注意しましょう。

そしてメンテナンス後は調律をしたのですが、24年ぶりの調律だったので3時間強かかりました。

通常の調律は年に1回、1時間程度です。

ユニットの取り付け

注文してから約2週間で「商品が納品されました」と連絡があり、さっそく取り付けてもらいました。

ここからは実際に取り付けた写真をご紹介していきます。

外観と使い方

後付けユニットの操作部分は、鍵盤の左下に設置されます↓

ピアノ全体

ユニットにはヘッドフォンが1つセットでついてます。ヘッドフォンを引っ掛けるフックもあります。

イヤホンジャックは2つありますので、消音状態でも連弾できます。

消音ユニットを使う手順

  1. ヘッドフォン(またはスピーカー)をイヤホンジャックにつなげる
  2. 電源をオン
  3. 真ん中のペダル(マフラーペダル)を踏み、左にずらして固定

以上の3ステップでOKです。

取り付け内部

次にピアノ内部の写真です。

こちらは、ハンマーを寸止めして消音状態にする装置です↓

ピアノ消音ペダル

真ん中のペダルを踏むと、ここが動いて音が出なくなります。

横から見た写真です↓

ピアノ消音部分

鍵盤を全てはずした状態の写真です↓

ピアノサイレント鍵盤下

写真のオレンジ枠で示している部分が、鍵盤についているセンサーの動きを感知します。

自宅でユニットを取り付ける際は機械が大きいため、ピアノ周りにある程度の作業スペースが必要だそうです。

我が家は「実家→ピアノ倉庫→自宅」と運搬も兼ねていたので、ピアノ倉庫で取り付けてもらいました。

かかった費用

今回ご紹介した消音ユニット取付にかかった費用は下記です。

  • 消音ユニット代 ¥170,000
  • ユニット取付費用 ¥45,000

合計¥236,500(税込)でした。

ちなみに、ピアノのメンテナンスと調律代、運搬費などトータルですと下記の通りです。

  • メンテナンスと1回目調律 ¥38,500
  • 消音ユニット代と取付費用 ¥236,500
  • 運搬費 ¥25,300
  • 2回目の調律 ¥14,300

以上すべて税込価格で、合計¥314,600でした。

あとは防虫剤を購入したくらいですかね。

消音ユニットを取り付けて弾いてみた感想

正直、とても驚きました。

まず、30年以上前に購入したアコースティックピアノをサイレントにして弾けるなんて、すごいですよね。

生ピアノならではの鍵盤の感触もそのままです。

ヘッドフォンをして弾いてみたのですが、音がとてもキレイで強弱もしっかり出せます。

ヘッドフォンを通して聴こえるピアノの音は、録音されたグランドピアノの音なのですが、特別な技術で録音された音なだけあって、個人的には全く違和感は感じませんでした。

ただ、電子ピアノもそうですが打撃音はあります。

消音状態で弾くと、ピアノの音は出ませんが”コトコトコト・・”と鍵盤を叩く音はします。

もしかしたらマンションだと、打撃音が下の階に響くかもしれません。

サイレント以外の選択肢もある

実はサイレントピアノ導入前に、防音対策として

  • リビングのリフォーム
  • 防音室

上記の2点も検討しました。

簡単ではありますが、ご紹介します。

リフォーム

最初はリビングの壁やドア、窓などを防音仕様にしようと考えていました。

壁は、吸音シート・防音ボードなど外壁とクロスの間に音を抑えるための板を挟む工事が必要とのことでした。

壁だけで30~40万はかかるだろうと言われ、さらに窓・ドアとなるとかなり大規模な工事と予算になるだろうと考え、断念しました。

工事費は面積や窓の大きさなどによって違いますので、検討されている方はまず見積もりを出してもらいましょう。

リフォームをするなら、タウンライフリフォームから無料で一括見積をだして、気に入ったリフォーム会社を選ぶのもアリです。

防音室

ヤマハでは、防音室のレンタルや販売も行っています。

検討していた防音室は、部屋の中に防音仕様の小さな部屋を作るタイプです。

詳しくは、ヤマハ「防音室・調音パネル」をお読みください。

ちなみに我が家のリビングはそんなに広くないので、部屋の中に防音室を置いたら圧迫感がすごいだろうなと思い、断念しました。

もし防音室を検討される方は、一度見学して実物を見た方がいいと思います。

以上、アップライトピアノに消音機能をつけてみた話でした。

少しでも参考になると嬉しいです。

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